子供の歯並びと矯正歯科治療Q&A

 

Q 子供の歯と歯並びについて、どんな点を注意していたら良いですか?

A 永久歯列の不正咬合につながる違和感に、早く気付いて下さい。

・乳歯列の時期

早い赤ちゃんは、生後半年くらいで乳歯が生えてきます。そして、二歳半から三歳前後に乳歯列は完成します。五~六歳になり、乳歯から永久歯に生えかわる時期が近くなると、乳切歯のあたりでは、歯と歯の間にすき間ができます。これは歯の生えているあごが発育したためで、いわばおおきな永久歯のスペースづくりのための準備であり、まったく心配いりません。逆にこの時期にすき間が無く、きれいに並んだ歯並びだったら問題です。これはあごの成長が少なくて、すき間ができなかっ たためで、永久歯はデコボコに並びます。また同じ頃に上と下の歯を咬みあわせてみると、以前よりも重なりが浅くなり、上下の乳切歯の端が突き合わせで咬むような状態になります。

・永久歯に生え替わる時期

永久歯で最初に生えてくるのは、六歳臼歯とも呼ばれる第一大臼歯で、乳歯列の最後方に生えますが、比較的多くの御両親がこれに気付かずにいます。さらに六~七歳頃には前の乳歯が抜け、永久歯と次々に交換します。さらに前歯に」続いて第一小臼歯や犬歯が生え、十二~十三歳頃には、奥の第二大臼歯まで全て生えかわって二十八本の永久歯列が完成します。

・不正咬合の兆候を見逃さずに

人の身長や体重の成長発育には、乳幼児期と思春期の二つにおおきなピークがあり、この時期に歯列やあごの著しい成長発育も見られます。

ご両親にお願いしたいのは、むし歯治療はもちろん、歯の定期健診、歯磨きの指導を受けるなどして、お子さんの歯(特に早く生えてきた永久歯)や口の中(口腔)をきちんと守って下さいということ。

具体的には次のようなポイントをチェックして下さい。

  1.  六歳臼歯が正常に生えてきたかどうか。
  2.  上の二本の前歯の間に五㎜以上のすき間が無いか
  3.  乳切歯がいつまでも抜けずにいないか。
  4.  側切歯の生えてくる場所が無く、裏側から生えていないか。
  5.  前歯の咬み合わせが反対になっていないか
  6.  指しゃぶりや舌を突き出すくせ」が無いか
  7.  奥歯を咬み合わせたとき、横にずれていないか。

何か気になることがあったら、そのつど矯正歯科医に相談して下さい。

 

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